王と鳥 | 綿菓子屋映画雑記帳

王と鳥

アイ・ヴィー・シー
王と鳥

 

 捕らえられていた鳥かごを大きな手が叩き潰す最後のシーンがこのアニメのテーマなんだろうけど、フランスはフランス革命の余韻からまだ脱しきれていないのだろうか。
 大きな手の持ち主は自分の破壊した瓦礫の上で佇むだけだった。
 
 後半に出てくる鳥のアジテーションに説得力がなく映画が終わった後に希望が見いだせないのは欠陥だと思う。